米沢工場
三部門の製造をそれぞれのエリアでおこなっています。香粧品では化粧品製造許可やエコサート承認を取得、さまざまな製品の製造に対応しています。食品設備では各種フレーバーの製造、当社独自の抽出技術による天然物の抽出、濃縮加工等がおこなわれています。化成品設備では厳しいGMP管理のもと原薬・医薬中間体を大型プラントで生産しています。米沢工場のマルチプラントは他社に類を見ない大型GMP・GMP対応設備です。
■調合・抽出・加工
香料の調合には1000種類もの原料のなかから処方箋にそって常に正確に調合しなければなりません。さらに調合する順番や原料の特性も現場の重要なノウハウです。また、抽出や加工もその製造に関する条件やデータが必要です。製造手順書や製造記録など徹底した管理がおこなわれています。
一方、香粧品と食品の製造場所、原料、製品の保管場所、作業人員は完全に分離されており、コンタミネーションを防ぐ為の管理が厳しくおこなわれたいます。
■有機合成
米沢工場の化成品プラントはともにGMP設備です。永年の経験から得た高度の生産技術を駆使し、原薬・医薬中間体の生産を主におこなっています。
■品質管理
製品の品質は勿論のこと、製造工程まで徹底した管理がおこなわれています。香料、抽出、加工では原料入荷から製品出荷まで、機器分析、物理恒数測定、官能検査、薬事法や食品衛生法にもとづく微生物検査などをおこないます。また製造記録の長期保存により万が一に備えています。
化成品ではGMP管理にとどまらず、厳しい自主基準や組織の徹底をはかり万全の体制を整えています。